がんばり屋さん
3ヶ月ぶりに実家に帰って、
もうここは私のいる世界ではないのだと悟った。
それは、暴力的に私を疲弊させた。
「きみがそういうひとでないことは、きみのことを知っていれば
たやすく解ることだよ。」
家族って、いや、家族だからこそ、相手を枠にはめたがる?
解ってくれるひとがいる世界が、私にはあるからいい。
会社代表のイベント係をおおせつかり、
なぜか私だけ二重の仕事を任せられて、
いやだなぁなんて言いながらも
私のどこかに潜む「お祭り女」が
ポスターを2種類も作らせた。
すぐに「いいね」と反応してくれるひとがいた。
面と向かって「○○さん素晴らしいね」とほめてくれるひとがいた。
このひとがいたおかげで、
自分のしたことに対する反応を待って一喜一憂することも、
必要以上に恥ずかしがることも、なかった。
・・・そういうひとになろう。
できなくてもいい。平凡でいい。
素直に相手を見つめられるひとに。
とはいえ
あ~、褒められるって、認められるって、うれしい。